2015年07月19日

中国で流行中 回転鍋屋

久々の更新になってしまったが、
今月は中国福建省および台湾に取材に行って来た。

そこで面白い店を見つけた。

B3ACF4D2-B454-4598-B48B-DE51E35C6AD9.jpg

日本の漢字にすれば「転転楽」。
覗いてみると、何かがベルトコンベアに乗って回っている。
そして、かなり満員に近い人気。

つられて入ってみた。
0627FB0B-350E-44E5-B8CF-E4001B0718A7.jpg
おー。
店内は全部カウンター席。

まずは先にお金を払って入店。「鍋底」と呼ばれるスープを選ぶ。
たしか4種類くらいあった。
中国の「辛い」のは本格的に辛い。
食べるときはいいが、安易にあとでトイレで苦しむことになるので
「微辛」にしてもらう。

その後、着席。
目の前にはひとり鍋がそれぞれにある。

流れてくる鍋の具材を自由にトングで取り、セルフで煮て食べる。

食器類が入っているこの袋に一連の流れが書いてあった。

60290536-E02C-4576-98D3-E960E00F5E60.jpg


野菜、きのこ、鶏肉、牛肉、羊肉。
さまざまなものが流れてくる。

これはワタリガニ。
目を引いて取ってみたが、可食部分は少なかった…
ダシが出たと信じたい。
2E11BFF0-D7BD-4B89-9AB5-9016907B0477.jpg

入店したときで、このくらいいっぱいだったが、
出るときには、待ちが出るほど。

CED5B677-9B1C-4D33-B0CF-54E9ACED148E.jpg

家族連れ、友人連れの人もたくさんいて、
人民たちはワイワイガヤガヤ楽しそうに食べていた。

福建省廈門の街中には、たくさん同店を見かけた。

食の安全性が不安視されている中国。
目の前で自分で食材を見て、そして火を通すことができる
回転鍋は、比較的安全なものとして人気を得ているのだろう。

席を空けて自分で食材を取りにいく必要もないし、
もちろん、その面白さもあるかもしれない。
ドリンクと調味料は自分で取りに行かないとならないのだけれど。

日本でも可能性はあるだろうか。


posted by 中田秀太郎 at 11:56| 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月25日

スマホ以外でタクシーを呼べない不便

新聞にこんな記事が載っていた。

中国:高齢者がタクシー難民に…上海、配車アプリ流行の影
毎日新聞 2015年05月25日 11時12分(最終更新 05月25日 12時00分)


すっかり当たり前になっていたのでブログに書いてなかったが、
もともと出勤・帰宅ラッシュ時間帯にはタクシー難民が出やすい上海だったが、
タクシー配車アプリの出現で、かなり空車を捕まえるのが難しくなった。

乗客が「行き先」や「チップの上乗せ額」、などの条件を打ち込んでタクシーを募ると、
運転手用アプリに「こんな客がここにいる」と表示される。
そこを目がけて運転手が迎えに行くという寸法だ。

だから、丸腰でタクシーを捕まえるのは大変だ。
手をあげても空車が通過していく。
やっと停まったクルマに乗りこんだら若者が来て
「それ、僕たちが呼んだタクシーなんで」
といわれてしまったことも。

これでは、旅行者にはかなり厳しい。
上海ほどの国際都市が、そんな状況でいいはずがない。
行政の指導を願いたいが、何かやってくれそうな気配はない。

となれば、こっちも呼ぶしかない。
2大アプリは以下の2つだ。
その2つは、すでに合併したらしく、もうどれでもいいという話もある。

英語版もできているようなので、人民とタクシー争奪戦を戦うなら、
入れておいたほうがいいかもしれない。

●快的打车
iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/kuai-da-che-zhuan-che-chu/id551963288?mt=8

android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.funcity.taxi.passenger

●滴滴打车
iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/di-di-da-che-zhuan-che-xiang/id554499054?mt=8
posted by 中田秀太郎 at 19:53| 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月28日

カーシェアリング活用法を考える

先月からカーシェアリングの会員になり、いろいろ使い道を考察している。
最大手の「タイムズカープラス」を選んだ。

自家用車は持っているので、
出張先や、出先での「チョイ乗り」が主な使い道になりそうだ。

A1F5066D-1484-443A-B6C3-FF2F148AD203.jpg


これは名古屋での1枚。

都心部なのに3台も置かれている。
繁華街だし、一晩停めたら、駐車料金だけで1000円以上するハズ。

そこで借りて、名古屋の隣接市まで1時間ちょい乗って用事を済ませ、
なんと(燃料代も含んで)1030円だった。
たぶんタクシーで行ったとすれば、往復で4000〜5000円はしたはず。

スマホから長めに予約して、早く戻ってきたらその時間分までで返却OK。
料金は使っただけ、という明朗会計ぶりは好感がもてる。

うーむ、予想外にいい。
ただ、乗った場所に戻さねばならず、乗り捨ては不可。
一部地域(横浜や東京)で試行されているが、まだまだ実用的とはいえない。

しかし現状でも直前に予約することができるし、レンタカーや
タクシーの代替になりうる可能性を感じた。

入会も面倒なことはなく、各地にある窓口に行き、免許証を提示することで
即日、会員カードを受け取ることができた。
いま、2か月間の会費無料キャンペーン中でもあり、使い心地を見て
継続するか決めるのもいいだろう。

旅先での足が、いつでも確保できる安心感はけっこう心地いい。
まずは、ステーションが身近なところにあるかどうか検索してみてはどうだろう。



posted by 中田秀太郎 at 10:21| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 ブログランキング