2015年08月29日

台湾 日本AV女優のICカードが回収騒ぎに

台湾、とくに台北圏でよく使われている交通ICカードがある。
その名は「悠遊カード」。

日本のSUICA、ICOCAのようなもので、
地下鉄やバスに乗れるほか、コンビニで使えたりもする。

乗り捨て可能なレンタサイクルのYOUBIKEもこのカードをかざして借りる。
たとえ住んでいなくても観光で十分便利な1枚である。

その「悠遊カード」に、日本のAV女優・波多野結衣の写真をプリントしたものが出ることになった。

だが、彼女がAV女優ということで台湾社会では批判が噴出。

チャリティ目的だったというし、写真もとくに露出度が高いわけでもなかったが、
「天使」と「悪魔」の2パターンのうち、ひとつが日本で発売されたAVのジャケット写真だったことが判明してしまった。

台湾人カメラマンの撮りおろし、という触れ込みだったのだが……

YYC.jpg
















しかし、興味深かったのはこれだけに留まらない。
台湾のテレビが街頭インタビューを敢行、道行く男性に

「この娘知ってますか」

と聞いたところ、
みんな「全然知らない」と答えたそうだ。

FullSizeRender.jpg













波多野嬢は、中国大陸ではとても有名なのであるが、
どうやら台湾まではその名声は届いておらず、
相当なマニアしか知らないような感じっぽい。

この企画を考えたのは大陸によく行く人物か、
あるいは日本AVマニアかのどっちかなのだろう。
はたまた、台湾人紳士たちが見栄を張って知らないふりをしたか。

真相は不明だが結局、発売元は来月1日発売の予定をを見合わせると発表した。

残念である。

よく彼女を知らないけれど、大陸で自慢するために、1枚欲しかったところだ。


posted by 中田秀太郎 at 03:32| 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月15日

台湾・台北桃園空港のイミグレでトラブル

今年の正月早々に台北に行った。


すると、入国審査で従来もあった顔写真の撮影に加え、

指紋採取が始まっていた。


韓国でも、同様の指紋スキャンが始まっていたが、

台湾も準備しているとは知らなかった。

正月早々、若干面食らってしまった。


悪いことをしない予定なので(笑)、関係ないといえば関係ないが

あんまり気分のいいものではない。


とはいえ、日本のイミグレも外国人の指紋スキャンをしているので

お互い様といえばその通り。。。


台湾では、帰国する出国審査のときに同行者のひとりが

「入国記録がない」

とかでいったん止められる騒ぎにもなった。

もちろん、すぐに誤解がとけて無罪放免となったが、

チェックすると入国スタンプは捺してあったので、

係官のミスであるのは間違いない。

そこはちゃんとやってもらうしかない。


日本でももちろんそうだけれど、

とくに外国では官憲のお世話にならないよう過ごしたいものだ。


posted by 中田秀太郎 at 18:34| Comment(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

「ナッチャンRera」乗船記@台湾(その2)

前回、台湾に売却されていった元青函航路の高速船


「ナッチャンRera(台湾名:麗娜輪)」への乗り方を書いた。


日本からは、バニラエアに乗って成田空港から台北・桃園空港へ。


格安航空(LCC)は春秋航空を筆頭に、エアアジア、ジェットスター、ピーチ、


そして南アフリカの「KULULA」などに乗ったことがある。


狭いシートには、ある程度慣れているつもりだったが、ピーチ台北便にはしびれた。


ほとんど寝てない状態で乗って、機中では睡眠をとるつもりだったが、


あまりにも狭い! のだ。


春秋航空などが30列で運用しているエアバスA320だったのだが、


1列多い、31列仕様だった。


つまり、1列分シートピッチが狭いわけだ。


「たった1列分か」と思いきや、ところがどっこい。


これが大違いだった。


フライトがあと30分長ければ、その後の行程に影響したかもしれない。


今まで乗った飛行機の中では、ダントツでしんどかったのが正直なところ。


だが、バニラには30列の機材もあり、運に左右されるようだ。


さて。台北・桃園空港に着いたはいいが、


iPhoneの充電ケーブルを忘れたことに気づき、バスで駅へ向かい、


速攻で台北のダイソーへ。


モノ自体は日本の百均と同じものが39台湾ドル(120円くらい)で買えた。


ありがたい海外進出だ。


IMG_0210[1].JPG









前に上海に行ったときにもケーブルを忘れて現地調達したことがある。


忘れ物が多いのは悪い癖だ。


さて、ナッチャン乗り場は、多くの台湾人らであふれていた。


下船時に分かったことだが、ほとんどがバスツアーの人たちで、


個人的に乗っている人は非常に少ないようだった。


そして中華圏ならでは、船内は乗客の嬌声が溢れる大賑わい。


船首側のラウンジでは、台湾東部の原住民の民族衣装を着た人たちのショーもあり、


なかなかに盛り上がっていた。


IMG_0234[1].JPG










それにしても、高速巡航中はかなり揺れた。


花蓮までは約2時間。時間通りに到着。


こちらでは、蘇澳とは反対に右舷側が接岸。


IMG_0245[1].JPG










いっせいに下船すると、大量のバスが待っている。


ほとんどの乗客はそこに吸い込まれていった。


一通りバスが発車すると、自分たちだけになってしまった。


背中に大きく「海巡署」と書かれたオレンジの制服を着た男性に交通手段を相談すると、


「ケータイかして。タクシーを呼んであげる」


P1060747.JPG












という。(どうしてもヨコになってしまう↑)


花蓮は国際港らしく、イミグレーションの機能も持っているようだ。


ここから沖縄の与那国島まではわずか110qだという。


ほどなく黄色いタクシーがやってきた。


この近くにはバス停もなく、タクシーも呼ばないと来ないようだ。


「花蓮駅まで」


おじいちゃんドライバーにいうと、二つ返事で走り出した。


だが、メーターは上げない。


若干警戒したが、20分くらい走って150台湾ドル。約500円。


そんなにボラれていなそうなので良かった。


そこから列車で台北に戻った。


台湾の列車はけっこう満席になりやすいので先にチケットを買うべし!




posted by 中田秀太郎 at 18:03| 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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