空港まではもちろん、東京駅発成田空港行きの「東京シャトル」900円で。
成田空港第二ターミナルから発着するLCCの「スクート」で旅はスタート。
同行するのはフォトグラファーの宮本雅通(マサユキ)氏。
白黒写真にこだわる宮本氏だが、今回はデジタル一眼1台で乗り込んでもらった。
機内持ち込み10kgまでしか許されていないからだ。
その宮本氏がスクート機内から撮ったのがコレ。
見事な富士山である。
ところで、このスクートはシンガポール航空系なのだが、まだ知名度はイマイチのよう。
中国語で書くと「酷航(クーハン)」。「酷」は中国語ではCoolの意味で、
あえて訳してみれば「イカす航空」というワケだが、実際にイカしていた。
それは座席に座ると実感する。LCCのわりには、かなり広いのだ。
まったくもって、普通の航空会社並み。
常に前席が膝にぶつかる、茨城〜上海の春秋航空に乗りなれている自分にとって、
快適極まりない、といって差し支えない。
日本人CAのアナウンスもあり、LCCを感じさせない幸先のいいスタートであった。
ただ、機内食はシンガポールドル建てでしか書いてなかったのでパス。
そして到着も1時間くらい遅れてしまった。
バスで台北市内に出ると、もう18時を過ぎていた。
慌てて火鍋を食った後、ビアバーへ。
台湾啤酒(ビール)工場を改装した洒落た空間でビールが楽しめる。
やはりビールは新鮮がうまい。
ジョッキでも頼んでいたが、となりの客のを見てひとめぼれ。
この樽は1個3.5リットル、気づけば合計7リットルも飲んでいた!
ちなみに台湾のケータイは、電話会社「台湾大哥大」SIMを利用。
24時間のパケット使い放題がわずか100元(≒300円)だ。
桃園空港を出て左側奥のほうに携帯会社のカウンターがあるので
そこでSIMカードを購入できる。
注意事項としては、パスポート以外にもうひとつ身分証明書を持って行くこと。
それがないとかなり厳格にSIMカードが購入できない。
日本の運転免許証や、保険証でも構わない。
iPhone4にマイクロSIMを挿して使用したが、3Gでもかなり高速!
テザリングも使い放題に含まれ、PCからかなり快適にネット接続が楽しめた。
SIMフリー機をお持ちの方には、かなりオススメである。