2015年01月19日

LCCが欠航したら

年末年始や1月中旬、大雪に見舞われた北海道の空港では

ロビーに毛布を敷くなどして夜を明かす人が大量に出た。

ANA、JALなどのレガシーキャリアが欠航した場合、航空会社をまたいでの振り替えが可能なほか、並走区間であれば新幹線なども可能な場合がある。

遅延により地上交通機関が終わってしまったり、
本来の目的地ではない代替空港に到着しても、目的地付近への足やホテルも補償してくれる。

だが、LCCは
自社後続便への振替か返金
しか選択肢がない。

LCCが就航したてのころ、テレビ番組などでもさんざんデメリットとして取り上げられた。

だが、喉元過ぎれば熱さを忘れる。

実際に欠航になるとどうなるのだろうか。




IMG_1996.JPG












私の経験だと、国内LCCの欠航は2度。
いずれもジェットスターだったが、天候理由なので航空会社に落ち度はないというスタンス。
それに異論はない。

欠航が決まると、Webの運航状況ページに欠航の文字が打たれ、発券時に登録したメールアドレスにメールが送られる。

そこからが大変だ。
メール文中に振替便を選択するリンクが入っており、Web上で便を選ぶことになるのだが、
欠航便の乗客全員に送られていることから、席の争奪戦になるわけだ。

とにかく素早く決めて、Webで登録するしかない。

なかなかつながらないコールセンターに電話をするより、サッサとネットで取ってしまうのが吉。

ここはスピード勝負なのを理解しておこう。





posted by 中田秀太郎 at 21:38| LCC(格安航空) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月23日

ピーチ「台北〜那覇」便に乗った

元青函高速船「ナッチャンRera」に乗って花蓮から台北に戻り、

翌朝には台湾を出国。行先は沖縄・那覇。

台北〜那覇間も日系LCC(格安航空)のピーチアビエーションが結んでいるのだ。

写真 (4).JPG









しかも、けっこう安い。ただ、それは往復で取った場合。

LCCなのに片道で取るとやや割高なのが痛い。

出発国通貨建て(台湾ドル)になるのだが、搭乗した便は日本円で1万円を超えた。

飛ぶ距離はかなり近いのに。

さて、ピーチ機内。

写真 (2).JPG









写真 (3).JPG











30列仕様なので、行きの「バニラエア31列」の記憶冷めやらぬ今、かなり広く感じる。

慣れとは恐ろしい。

乗客のほとんどは台湾人のよう。

那覇空港のLCCターミナルに到着するのだが、入国審査の列は日本人がかなり少なかった。

目算だが、日本人は1割くらいか。

一般ターミナルまで無料シャトルバスで向かい、モノレール「ゆいレール」で那覇市街へ。

朝食に台北桃園空港で中華粥を食べ、お昼には沖縄そばが食べられた。

写真 (5).JPG









写真 (6).JPG











なかなか面白い感覚だ。

ちなみに沖縄の「ちんすこうアイス」はかなり美味だ!

持って帰れないのが残念。

写真 (7).JPG
posted by 中田秀太郎 at 12:21| LCC(格安航空) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月11日

LCCで中華圏周遊 2日目 その2


通信の自由が保障されている台湾から、

およそ30分ほどの船旅を経るだけで、中華人民共和国領である

アモイに着いてしまう。

IMG_2287.JPG









台湾のケータイ電波はギリギリ、アモイの五通港までは届いたが、その後力尽きた。

IMG_2296.PNG












ちなみに、金門からはアモイの東渡港ゆきと五通港ゆきがある。

五通ゆきのほうが時間が短いうえ、アモイ空港にも近いという利点がある。

ただ、市街地からは遠い。

われわれは五通港を利用した。

入国審査を終えてターミナルを出ると、

アモイ空港ゆきバス(6元)が待ち受けてくれている。

P1040104.JPG










思い返せば、下船後に入国審査場まで歩いている間「大陸の洗礼」に遭遇したのだった。

同行のフォトグラファー、宮本雅通氏が大陸の官憲に怒鳴られたのだ。

「帽子を取らんかぁ!」

上を見上げると、カメラが設置してあった。

記録用の撮影ポイントらしいが、

そんなに大声張り上げなくてもよいと思うのだが……。

そして、わずか20分程度バスに揺られると、アモイ空港に到着。

アモイ空港内のカフェで一休みしたが、台湾とは人々が一変したことを感じる。

あの短い海峡の大きな意味を感じさせる。

アモイから、マカオの隣にある珠海という街へ向けてまた飛行機に。

P1040108.JPG









珠海空港のツーリストインフォメーションで聞くと、

市内まではクルマで1時間くらいの距離があるとか。

バスもあるが、普通の路線バスのため2時間くらいかかるという。

タクシーなら130〜140元とも。

ターミナルを出たとたんに大挙して押し寄せる客引き。

100元で連れて行ってやる、としつこい。

値引きにも一切応じない。

仕方ない、とクルマまで行くものの、クルマを見たとたん

同行の宮本氏が「これはヤバイ。やめましょ」と主張。

車種はホンダのスポーツカーで、さらにスポーティに改造してあったのだ。

私は大丈夫だろうとは思ったが、彼の直感に従うことにする。

結局、普通のタクシーに乗ったのだが、料金は136元。

かなり飛ばして1時間かかった。やはり遠い。

ホテルに荷物を置いたあと、外のテラスで食事をさせる店を見つけて侵入。

地元の「海珠ビール」をやたらと勧めてくるのがウザかったが、

料理の味は良く、まあまあアタリであった。

P1040110.JPG













まずくはないのだが、味が薄い「珠海ビール」。

食事後、あまりの疲労を感じた我々は、マッサージへ。

ボーダー近くの「自然保健世界按摩中心」へ突入。

入ってみると、かなり規模が大きい。

もちろん、女性客も多い健全な店だ。

2人用の個室で、2時間全身を揉んでもらってわずか120元(≒1700円)。

たいへん心地よく、眠りに落ちてしまった。
posted by 中田秀太郎 at 18:53| LCC(格安航空) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 ブログランキング