2015年01月28日

中国の過剰サービス火鍋店

寒い日が続くと、温かいものが食べたくなる。
それは中国でも同じ。

お鍋となれば、かの国では火鍋が定番だ。

最近では日本にも、中国の火鍋チェーン店
小肥羊(しゃおふぇいやん)が進出してきたりと、
火鍋もメジャーになりつつあるのは、誰しも認めるところだろう。

本家の中国で数ある火鍋チェーンの中でも、ダントツ人気の火鍋店がある。

それが「海底捞(ハイディラオ)火鍋」だ。

なぜ人気なのか?
中国ではあり得ないような過剰サービスで
中国人の心を鷲掴みにしているからだ。

その秘密は行ってみると一目瞭然だ。
上海の店舗の写真で解説しよう。

とはいえ客席は、ぱっと見は普通。

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週末ということもあって、かなり賑わっている。



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入店待ちの時間つぶしのためのテーブルが用意され、各種ボードゲームができる。
かなり遅い時間に撮影したため入店待ちの人は写っていないが、いつもは長蛇の列。
ここに座ると、スナック菓子や温かいお茶を出してくれるのだ。それがまた、うまいから食べ過ぎてしまう。食事前なのに。



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キッズルームがあるのなんて当たり前。


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ネイルサロンだって無料だ!



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これはスマホから写真をアップするとプリントしてくれる機械。
3枚まで無料。


ようやく席に座ると、おしぼりとともに、
油が跳ねないようにという配慮だろう、

・ケータイ用のチャック付きビニール袋
・メガネ着用者にはメガネ拭き

が配られる。

店員も元気よく、
呼び止めると「はい喜んで」的な対応をしてくれる。

もういちど思い出してほしい。
ここは中国だ。
こんなサービスを提供する店は、ほかに皆無なのだ。

この店、夕方からディナータイムあたりまでは、
平日であっても順番待ちの人でごった返す。

やはり中国人も手厚いサービスを受けると心地よいのだろう。

現地人によると、近くに海底捞が出来ると他の火鍋店の売上が激減し、
撤退していく例もあるそうだ。

このようなサービスを受けられる店が他業種にも広がると良いのだが、
いまのところそのような話は聞かないのが残念である。
posted by 中田秀太郎 at 20:50| 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月09日

中国・上海のプールで泳ぐならコレは必携

所用で中国・上海に来ている。

最近は、中国といえば「大気汚染」というイメージだろう。

たしかに、先週金曜は現地人も「ひどいから来ないほうがいい」というほどの

濃霧に包まれていた。

視界不良のため飛行機が大幅に遅れるなど、生活への影響も深刻だ。

とはいえ、街に出てみるとマスクをしている人は過半になっていない。

多くの人がマスクなしの「丸腰」で歩いている。

ランニングしている人もいるくらいだ。

私も運動したくなったが、さすがに日本の基準の10倍と聞くと心配になってくる。

そこで、プールを探したところ静安区にあるというので行ってみた。

正式には「上海静安区体育中心游泳馆」という名称で、ビルの6階に入っている。

公式(?)Web http://www.shsva.com/changguan/index.asp?id=24

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料金は90分30元。

初回のみ、保険がついた「健康カード」を6元で作らなくてはならない。

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それを作るのに「健康検査」というのがあって身構えたが、

白衣のおじさんが何も言わずにハンコを押すだけの、何でもない検査だった。

こういう意味不明なものが、中国ではよくある。

中国のプールといえば不潔で、みんな尿を垂れ流しているイメージがあるかもしれないが、

驚いたことに、非常に清潔だった。

透明度も高く、水中では遠くまで見通せた。

3つプールがあって、小さい2つは子供たちの訓練コース専用。ビシビシ指導されていた。

大人用プールはたぶん25メートルより長くて30メートルくらいあった。

水温、室温とも27度と書いてあり、いつも行っている日本のスポーツクラブの

31度に比べると、若干肌寒い。ただ、泳いで温まると丁度よい感じ。

浅水区の水深1.5mと、深水区の水深2〜2.5mに分かれているところは区切られているが、

それ以外はレーンがないので、遊泳者同士がぶつかりまくり!

泳法は平泳ぎが主で、クロールは少数派のようだった。

日本と違うのは、水着、帽子、ゴーグルのほか、サンダル必携ということ!

着替えたあと、みんな自前のサンダルで歩いているから、裸足だと汚く感じる。

上海にもスポーツクラブがたくさんあるが、どうも料金が高い。

出張者でもリフレッシュできるプールは、荷物も少なくて済むし、最適だろう。

posted by 中田秀太郎 at 14:02| 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月28日

「中国のハワイ」海南島は熱かった

ご存知の通り、中国は広大だ。

ロシアと国境を接する極寒の地もあるが、

今回は南の、ベトナム側を訪れている。

海南島・三亜市である。

ここは、「東洋のハワイ」、あるいは「中国のハワイ」ともいわれるリゾート地。



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気温もかなり高く、30度近くになる。

広告などではエメラルドグリーンの海が広がる写真が使われているが、

それはちょっと大げさかなという色あい。

お得意の「フォトショップ攻撃」なのか、

あるいは季節によるのかはわかららない。

日本人の姿はあまり見かけない。

日本との直行便はなく、広州あるいは上海あたりで乗り換える必要がある。

今回、香港空港からイミグレを通らずに大陸の深センにフェリーで向かい、

深センから国内線で三亜入りした。

国内線も1万5000円くらいして、あまり安くない。

物価はあまり安くない印象。

大陸各地からの出稼ぎの人も多いようだ。

海で泳いでみたが、なかなか気持ちがいい。

クラクションの音さえ聞こえなければ、ハワイと思いこめるかもしれない。

だが、鳥インフルが猛威をふるうなか、

ニワトリやハトを生きたまま売っているのは、大丈夫なのだろうか。
posted by 中田秀太郎 at 15:21| 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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