中国にSIMフリースマホを持ち込んで使う人が増えている。
もちろんSIMカードは中国全土で売っていて
外国人でもカンタンに買えるのだが、注意してほしいこともある。
中国の大きなキャリア(携帯電話会社)は、「中国移動」と「中国聨通」が2強だ。
イメージしやすくいえば、「ドコモ」と「ソフトバンク」といった感じ。
その両社とも、通信に使うチップである<SIMのみ>の販売をしており、
日本のように、端末とセットで買う以外の方法も開かれている。
中国移動は、パスポートさえ不要で使えるものが
道端のキオスクのような新聞スタンドでも売っている。
値段も80元程度と、日本のキャリアの海外ローミングと比較すればかなり安い。
(ただし国際電話をかけるにはパスポートを持って店舗で登録する必要アリ)
これらは、中国のどこでも店舗があり、どこでも買える。
だが、落とし穴がある。
中国移動も中国聨通も24時間の日本語テレホンサービスがあって、
日本語でさまざまなオプション加入やパケット残量確認などの手続きが可能。
困ったときもすぐに相談できる。
現地から、中国移動は10086、中国聨通は10010にかけるだけだ。
たどたどしい中国人オペレータの日本語であるけれども、
母国語で話せるのは圧倒的にラク。
大都市であれば英語サービスもあるが、やはり日本語が便利だ。
しかし、上海契約でないと日本語サービスが受けられないのだ。
現在試してみたが、北京契約でも日本語サービスは用意されていなかった。
ネイティブ並みに中国語が堪能であるか、
いつでも助けてくれる中国人がそばにいるという恵まれた環境にいる以外は
日本語サービスがありがたい。
出張者・旅行者であれば、とくにであろう。
ネットにつながれば、中国旅はますます快適になる。
留意のうえSIMカードを入手されたい。
どうも難しい…と思ったら、
こちらからSIMと海外用携帯をセットで買うのが安心だ。