実はその前に、入浴を済ませていた。
やはり日本人の特性か、毎日風呂に入りたくなる。
いろいろ調べた結果、在来線の桃園火車駅(桃園車站)から1.4キロのところに
寶島麗池SPA三溫暖
というものがあった。
あえて在来線で桃園駅へ行く。
駅前から真っ直ぐ延びる「中正路」をひたすら進めば、右側に見えてくる。
私の足では、15分くらい。ゆっくりでも20分あれば着くはず。
地図はHPから拝借した。
入ってみたところ古いながらも、かなり快適であった。
支払いは帰りに。
システムは12時間まで350台湾ドル。
その後1時間ごとに50台湾ドル追加。
中でマッサージや食事などに1200台湾ドル以上使ったら、入場料は無料。
VISA、MASTERなどのクレジットカードも使える(JCBはうろ覚え)。
銀聯はダメだった。
中に入ると係のお兄さんがいて靴と靴下を脱ぐよう促され、ロッカーを開けてくれる。
脱いだら奥へ進み、浴室へ。
中は大きな温浴槽がひとつ、その傍らには非常に大きな水風呂。
そこには、消防士が放水するくらいの苛烈な水圧の「うたせ水」も。
浴場を通った先には浴衣が置かれた部屋があり、そこで着替えた上階には
レストランと、リラックスチェアが並んだ休憩室。
洋画が上映されていたが、音量は小さく、快適に眠れそうだ。
日本の健康ランドとほとんど同じだ。
男性専用なのが残念だ。
最後に注意点。
帰りに、会計が100台湾ドル加算されていたのだ。
聞いてみると「靴磨きをした」という。頼んでもいないのに……。
抗議すると、あっさりと100台湾ドル引いてくれた。
中国語ができなくても「不要擦鞋」とでも書いて見せれば先手を打てるだろう。
従業員に何か言われたら有料サービスの場合もあるから、安易に頷かないことだ。