二日酔いの残る翌朝。
タクシーで台北松山空港へ急ぐ。
市内から非常に近く、アクセス便利。
国内でいえば、福岡空港を連想してしまう。
ここから、台湾域内の「金門島」へ約1時間のフライト。
国内線ということもあり、料金は7000円弱と格安だ。
一列4人がけの小さい飛行機だったがCAも笑顔を湛えており、至極快適であった。
到着したのは「中華民国福建省」に属することになっている金門島。
中国大陸とは2キロほどしか離れておらず、
国共内戦当時は最前線となった島である。
現在も軍服姿の若者が多く見られる。
空港のインフォメーションに訪ねると、親切に地図を使って教えてくれた。
アモイに行くならば、バスで「金城」という島の中心部へ行き、
そこで別のバスに乗り換え。
船が出る「水頭港」まではすぐに出られるという。
さっそくバスで向かう。
のどかな田園風景は、沖縄の離島を思わせる。
日本は福建省あたりと昔から交流があったというが、それを実感する。
そういえば、すぐ対岸のアモイでは「シーサー」や「石敢当」もあった。
さて、水頭港からはとうとう大陸へ。
時刻表をUPしておく。